俳優ソ・ジフンが「青春ブロッサム」で初恋のアイコンとして浮上した。

ソ・ジフンは、最近公開されたWavveオリジナルドラマ「青春ブロッサム」（脚本パク・ユンソン、キム・ハニ、演出ワン・ヘリョン）でイケメンなルックスに親切な性格、全てが完璧な校内1位の人気者イ・ハミン役を務めた。これについて彼は「ハミン以外のキャラクターは考えなかった」とし、配役に対する並々ならぬ愛情を表した。

劇中イ・ハミンは、男女問わず皆に認められるほど明るく模範的だが、冷笑的な一面を持つ二重人格者だ。女子からプレゼントを受け取り「ありがとう。美味しく食べるね」と笑いかけるが、毎回開けもせずゴミ箱へ捨て、申し訳なさをちっとも感じない。自身を煩わしくする友人たちを避け、美術室で1人だけの時間を過ごし、誰も近寄れないように自らを閉じこもる寂しい姿で見る者を切なくさせる。

このようなハミンとの共通点についてソ・ジフンは「僕は撮影現場に出るとわざと普段より明るく元気に振る舞う。しかし、家に帰ると気が抜けて静かになるほうだ」とし、自身にも俳優モード‘ON&OFF’があることを明かした。

「青春ブロッサム」は、2020年に連載を開始しNAVERで爆発的な人気を博した同名のウェブトゥーンを原作としている。それだけにドラマの視聴者たちは、漫画の中のキャラクターを思い浮かべざるを得ない。‘漫画から飛び出して来たかのようなイケメン’に挑戦するソ・ジフンは、「ウェブトゥーンの中でハミンがあまりにも魅力的なため、実写化という部分でプレッシャーも感じたが、僕だけのハミンをお見せ出来るよう努力した。温かく見守ってほしい」と呼びかけた。

「ビッグマウス」、「法に則って愛せ（原題）」、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」等を抜いて、公開と同時にWavve新規有料加入牽引コンテンツ1位を記録した「青春ブロッサム」は、感性豊かなティーザー映像でも放映前から話題を集めた。その中でも、ソマン（ソ・ジュヨン扮）とハミンの初々しさ溢れるデートシーンはほのぼのとした初恋の記憶を蘇らせた。

ソ・ジフンは、「初恋は一生忘れられない人、その人との時間を想像するだけでも幸せを感じるだろう」とし、‘初恋’の意味について定義した。‘初恋のアイコン’となったソ・ジフンは「私たち「青春ブロッサム」は、とても美しく余韻を残すドラマになるだろう。たくさんの関心と愛をいただきたい」と視聴者たちに最後に挨拶を伝えた。


[写真]PLAYLIST、Wavve提供
出処： OSEN